安定を捨て好きなことを仕事にする道を選んだきっかけ

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ワンレベル深い学びの

ヨガインストラクター養成講座主宰

高橋きよみです。

安定を捨て好きなことを仕事にする道を選んだきっかけ

【自分迷子→ 自分軸を作る】きっかけになったヨガとの出会い

⬆️こちらの記事の続きなので、

まだお読みで無い方は、よかったら

こちらから読んでくださいね。

人生の「転機」は突然訪れたのですが、

それが起こるずっと前から、

実は私らしい生き方を選べる様になるための

「下準備」が

知らない内に少しづつ

始まっていたんだな、

と今では思います。

2007年に受けた

ヨガインストラクター養成講座受講中には

呼吸やヨガで心の動きを落ち着かせて、

じっくり自分の心の動きを

見つめる練習を集中して行っていたので

少しづつですが、自分の考えや感情を

客観的に見れるようになっていきました。

まずは、

自分の苛立ちとか焦りの感情に

気づきやすくなって

無意識な反応で

後で後悔する

きついことを言ったり

やけ食いする前に、

一歩引いて、いつもの反応

ちょっと変えてみよう！

って試していけるようになって、

そしたら、気持ちが乱れても

静かな気持ちに戻ってこれる

スピードが前よりずっと早くなったんです。

すぐに全てが薔薇色！とは

行かなかったのですが、

何となく

自分をがんじがらめにしていた

パターン＝「鎧」が緩んでいくような感覚で、

仕事や生活の状況は相変わらずだったっけど

なんとなく、本当になりたい

自分の可能性を考えたり

もっと広い目で自分とか人生を

考えられる様になって。

そんな最中、2009年に

コスタリカに

引っ越すことを決意しました。

当時、遠距離で結婚生活を送っていた夫が

コスタリカで仕事をしていたのですが

会社員生活の安定を失う怖さより、

好奇心と直感を信じて、

7年半お世話になった会社を

思い切って退社して、

私もコスタリカで

新しいスタートを切る事に。

そして、コスタリカに引っ越す前に、

ヨガの生誕地

「インドに行きたい」と言いう

これまた、直感と好奇心を信じて、

バックパックで一人旅。

そして、その旅行中に、

予期してなかったのですが

離婚する事を話し合って決めました。

自分の意思で仕事も辞めたし、

ある程度納得して決まった

お別れだったけど

今まで自分が築き上げてきたものが

ガシャン！と

と音を立てて崩れ落ちた

感覚を味わいました。

まるで津波のように、

悲しみ

焦りや

後悔

自己嫌悪

色んな感情の波に飲み込まれて。

この波は繰り返し訪れたけど、

初めの悲しみの

感情の大波から

抜けた時、

不思議なことに

ふっと、

「やっと本当の自分に戻れた」

という思いが浮かんだのです。

冷静になったら、

インストラクター養成講座で学んだ

「本当の自分は、失うことはない。

自分が自分って思っている側面（妻、会社員）とか

自分の考えや感情、心の動き

自分の体ですら

全て変わり続けるもの。

私は私の感情や考えを変えることができる。

何が外で起こっていても、

自分の感情は自分の責任。」

を思い出す事ができて。

その後１ヶ月ほど

インドで一人旅を続けながら、

瞑想をして、

ヨガを毎日続け、

大切なヨガの教えを思い出しながら

感情の津波が来ても、

自分の反応を選び続ける努力をすることで、

少しづつ前に進むことができました。

そして、旅の後には、

正直に感謝の気持ちで

それまでの自分のアイデンティティーへの

執着を手放して、

彼にもお礼を言って

お別れをすることができたんです。

少し状況が落ち着いて、

「これからの人生どうしたい？」

と自分に正直に聞いた時、

「自分の住みたいロサンゼルスに住んで、

ヨガを教える仕事をしたい」

が心の奥から聞こえて。

そのあともちろん

「無理でしょ」

「やめなよ〜」

と自分を自分で止める声も聞こえて

しばらく悩みました。

でもそれまでの「自分」という

アイデンティティーを無くしたときだったからか、

すんなり

「もう何も失うものなんてない。

一度しかない人生だから

自分が本当にやりたいことに

トライしてみよう。

ダメだったらやり直せばいい。」

と腹が決まり、

思い切ってロサンゼルスで、

第二言語の英語にてヨガを教え始めました。

指導経験もほとんど無く、

母国語でない英語を使って、

ヨガの先生が溢れるほどいる

ロサンゼルスで

なんのツテもなく、

ヨガの指導を始めました。

そこから、14年。

有難いご縁で、

素晴らしい経験豊富な先生が集まる

老舗のヨガスタジオで学びを深めながら経験を積み、

そこで英語と日本語で

ヨガ講師養成講座を教える様になり

自分のRYT200ヨガインストラクター養成スクールを

立ち上げることになった流れは

こちらに続きます

ここまで読んでいただき本当に

ありがとうございました！